PHOTO & DARKROOM BAR RITZ KOBE.from 2008
N E W S . . . . . .2011.12.5

 15年前に南青山と鎌倉ではじめたフォトギャラリー(THE RIGHT GALLERY)で私は数多くのオリジナルプリントを海外から買い集め、そしてそれらを売りさばいていた。
 身近なアートとして徐々に浸透しつつあった写真は、多くのクリエイターたちに支持され、オリジナルプリントを購入する人が増えてきたからだ。

 日本もやっと欧米並みに写真アートが理解されたのかと思いきや、買い手がばったりと途絶えた。経済の落ち込みとリーマンショックの影響もあって、人々の心に写真アートを愉しむという心の余裕がなくなったからであろう。

 逆に海外市場のオリジナルプリントの高騰で、むかし私から買った写真を売って欲しいという依頼が増えてきた。そういうわけで、写真がどんどん増えてきて、いまやギャラリーと自宅は額と写真の山で脚が踏み入れる場もないぐらい雑然としている。

 これはまずいと気づき、自宅をリフォームしてプチミュージアムをつくる決心をした。写真にかぎらず、アートのレクチャーも開催して面白い場所にしようと思っている。     Liren Ritz

モノクロ写真 フィルム現像 プリント

カメラの発明と共に歩み続けた写真の歴史は、芸術の一部として世界に定着し、多くの写真作家によって素晴らしい作品が残されている。

それらの写真はほとんどが銀塩、ゼラチンシルバープリントである。写真の技法は化学によってつくられた斬新な芸術です。先人たちが試行錯誤しながら完成された素晴らしい芸術でもある。

ネガがあってこそポジが生まれる。
ネガからは無数の可能性が広がるのが写真芸術の強さである。銀塩に限らずプラチナ印画、ガム印画といったプリントもネガを介して作られる。
デジタルでは表現できない本当の写真を、多くの人に暗室で経験してほしいと願っております。